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2018/12/06 18:00更新

新築戸建て、首都圏では平均価格4,000万円超え

 (株)東京カンテイは6日、2018年11月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が調査対象。


 首都圏の平均価格は4,201万円(前月比6.6%上昇)と、4ヵ月連続で上昇した。首都圏の平均価格が4,000万円を超えたのは、14年4月の調査開始以来初。都県別にみると、東京都は5,141万円(同7.1%上昇)と4ヵ月連続の上昇、かつ初の5,000万円超となった。神奈川県は4,430万円(同4.0%上昇)と3ヵ月連続で上昇。千葉県は3,156万円(同0.2%上昇)、埼玉県は3,470万円(同3.4%上昇)といずれも2ヵ月連続で上昇。首都圏は1都3県すべてで2ヵ月連続上昇となり、強含んだ。


 近畿圏の平均価格は3,147万円(同4.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇。大阪府は3,440万円(同4.4%上昇)と3ヵ月連続で上昇。兵庫県は3,207万円(同5.7%上昇)、京都府は3,588万円(同10.8%上昇)といずれも2ヵ月連続で上昇した。9月までは下落基調となっていたが、10月以降は弱含み基調が払拭された。


 中部圏は3,010万円(同1.2%下落)、愛知県は3,204万円(同0.9%下落)といずれも3ヵ月連続下落。3大都市圏では唯一弱含んだ。


 福岡県は2,980万円(同2.6%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。




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