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2019/01/10 18:00更新

新築戸建て、首都圏は5ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは10日、2018年12月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物共に所有権の物件が調査対象。


 首都圏の平均価格は4,095万円(前月比2.5%下落)と、5ヵ月ぶりに下落に転じた。価格は2ヵ月連続で4,000万円台を維持している。東京都は4,983万円(同3.1%下落)と5ヵ月ぶりに反転下落。価格は5,000万円を維持できなかった。神奈川県は4,388万円(同0.9%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落。千葉県は3,123万円(同1.0%下落)、埼玉県は3,408万円(同1.8%上昇)といずれも3ヵ月ぶりに下落に転じた。首都圏は前月まで2ヵ月連続で全都県上昇していたが、12月は反転下落した。


 近畿圏の平均価格は3,078万円(同2.2%下落)と3ヵ月ぶりに下落。大阪府は3,363万円(同2.2%下落)と4ヵ月ぶりに反転下落した。兵庫県は3,161万円(同1.4%下落)、京都府は3,377万円(同5.9%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落した。主要3府県では前月まではいずれも2ヵ月連続で上昇していたが、12月は一転弱含み、下落傾向となった。


 中部圏は3,025万円(同0.5%上昇)、愛知県は3,220万円(同0.5%上昇)といずれも4ヵ月ぶりに上昇に転じた。3大都市圏では唯一の上昇傾向。


 福岡県は2,960万円(同0.7%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落した。




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