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2019/01/22 18:00更新

18年の近畿圏M発売戸数は2万958戸

 (株)不動産経済研究所は22日、2018年(1〜12月)の「近畿圏マンション市場動向」を発表した。


 同年の近畿圏のマンションの新規発売戸数は、2万958戸(前年比7.1%増)と2年連続の増加で、2万戸を超えた。地域別では、大阪市部9,222戸(同2.7%減)、大阪府下4,660戸(同28.9%増)、神戸市部2,465戸(同41.1%増)、兵庫県下2,087戸(同8.9%増)、京都市部1,277戸(同4.7%増)、京都府下64戸(同74.3%減)、奈良県301戸(同96.7%増)、滋賀県808戸(同13.8%減)、和歌山県74戸(同69.2%減)となった。


 1戸当たりの平均価格は3,844万円(同0.2%上昇)、1平方メートル当たりの単価は65万9,000円(同4.6%上昇)。月間契約率(平均)は74.5%(1.6ポイント低下)だった。
 19年の発売は、2万戸(同4.6%減)を見込んでいる。


 18年12月の近畿圏マンション発売戸数は2,760戸(前年同月比22.2%増)。1戸当たりの価格は4,167万円(同6.5%上昇)、1平方メートル単価は65万5,000円(同1.1%下落)。月間契約率は72.1%(同2.8ポイント低下)となった。


 即日完売物件は4物件28戸。12月末時点の販売在庫は2,907戸となり、前月末に比べて259戸増加した。
 なお、19年1月の発売戸数は1,000戸程度を見込む。




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