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2019/06/20 18:00更新

首都圏の既存マンション価格、再び上昇

 (株)東京カンテイは20日、2019年5月の三大都市圏中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の月別推移を公表した。


 首都圏の既存マンション価格は3,740万円(前月比1.3%上昇)。東京都の事例シェアが再び過半数を占めたことで上昇となった。


 東京都では5,002万円(同変化なし)となった。神奈川県(2,882万円、同0.3%上昇)や千葉県(2,039万円、同0.9%上昇)では持ち直した。また、埼玉県では2,325万円(同2.1%上昇)と、価格水準が高く事例数も多いさいたま市や川口市がけん引する形で比較的大きく上昇した。


 近畿圏は2,306万円(同1.5%上昇)と、大阪府での事例シェアが戻した影響から再び上昇した。大阪府は2,518万円(同0.2%上昇)と、わずかな上昇とどまっており、目立った動きがみられない。一方、兵庫県では1,999万円(同1.2%下落)と、4ヵ月ぶりに下落したが、依然として2,000万円前後の高水準を維持している。


 中部圏平均は1,938万円(同0.8%上昇)となり、愛知県は2,101万円(同0.3%下落)となった。




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