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2019/08/09 18:00更新

首都圏新築戸建て価格、3ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは8日、2019年7月の主要都市別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,995万円(前月比1.1%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落し、4,000万円を下回った。都県別では、東京都が4,861万円(同5.7%下落)と、2ヵ月連続で下落した。神奈川県は4,390万円(同0.8%下落)と2ヵ月連続で下落。千葉県は3,241万円(同3.3%上昇)、埼玉県は3,482万円(同0.8%上昇)と反転上昇となった。東京都の下落率が大きくなっており、首都圏の市況が弱含んでいると分析している。


 近畿圏の平均価格は3,138万円(同0.7%下落)と、3ヵ月ぶりに下落。都県別では、大阪府が3,474万円(同3.9%上昇)と反転上昇。兵庫県は3,101万円(同3.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。京都府は3,330万円(同1.6%下落)と3ヵ月ぶりに下落に転じている。


 中部圏は3,068万円(同2.0%上昇)と、4ヵ月ぶりの上昇に。愛知県は3,388万円(同3.5%上昇)と反転上昇した。


 福岡県は3,032万円(同2.3%上昇)と、3ヵ月連続の上昇。




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