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2019/09/30 18:00更新

既存マンション価格天気図、「薄日」が最多

 (株)東京カンテイは30日、2019年8月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表現した。


 当月は「晴」が11地域(前月16地域)と減少、「雨」は2地域(同2地域)と変わらず。「曇」は12地域(同11地域)、「小雨」は8地域(同7地域)とそれぞれ微増し、「薄日」は14地域(同11地域)に増加し最多となった。


 全国で天候が改善したのは7地域(同9地域)に減少した。横ばいは25地域(同22地域)と増加。悪化は15地域(同16地域)に減少した。


 47都道府県のうち前月比価格が下落した地域数は25地域(同28地域)に減少。東北・中国・九州地方で価格の下落傾向が見られ、同エリア内で天候悪化地域が増加している。比較的長期に渡り好調さを維持してきた北海道、沖縄県でも前月から弱含みが続き、北海道は「晴」から「薄日」、沖縄は「薄日」から「曇」にそれぞれ転落した。




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