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2019/10/29 18:00更新

既存マンション価格天気図、「晴」が最多

 (株)東京カンテイは29日、2019年9月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県のファミリータイプの既存マンションの流通価格を70平方メートルに換算・集計。その価格変動を上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表示している。


 当月は、「晴」が17地域(前月11地域)と増加し最多に。「雨」は5地域(同2地域)に増加。「曇」は10地域(同12地域)、「小雨」は7地域(同8地域)に減少、「薄日」は8地域(同14地域)とそれぞれ減少した。


 全国で天候が改善したのは16地域(同7地域)に大幅増。横ばいは16地域(同25地域)に減少。悪化は15地域で前月から変わらず。


 47都道府県のうち、前月比価格が下落した地域数は20地域(同25地域)に減少。全国的な弱含みの傾向が和らぎ、地方圏を中心に価格の回復が見られた。東日本では、青森県・秋田県・栃木県、西日本では広島県・佐賀県・大分県などで天候が改善。首都圏では千葉県以外で強含み、埼玉県は「薄日」から「晴」に改善。神奈川県の価格は2,937万円と、3,000万円の大台が目前となっている。



「中古(既存)マンション価格天気図」




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