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2019/11/07 18:00更新

首都圏既存木造戸建て価格、3ヵ月ぶりの上昇

 (株)東京カンテイは7日、2019年10月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,309万円(前月比4.0%上昇)と、3ヵ月ぶりに上昇に転じた。都県別にみると、東京都は5,148万円(同4.7%上昇)と反転上昇。神奈川県は3,391万円(同3.9%下落)と3ヵ月連続の下落。千葉県は2,183万円(同1.3%上昇)、埼玉県は2,513万円(同8.9%上昇)といずれも上昇した。9月まではおおむね下落傾向だったが、10月は神奈川県以外で上昇傾向となった。


 近畿圏の平均価格は2,593万円(同0.2%上昇)と小幅ながら3ヵ月連続で上昇した。主要府県別では、大阪府が2,765万円(同0.5%上昇)と反転上昇。兵庫県は2,516万円(同1.5%下落)と反転下落した。京都府は3,559万円(同4.1%上昇)と、3ヵ月連続の上昇に。


 中部圏は2,342万円(同5.5%上昇)。愛知県も2,964万円(同11.8%上昇)と、大幅に上昇した。


 福岡県は2,080万円(同0.3%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落した。




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