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2019/12/09 18:00更新

首都圏既存木造戸建て価格、2ヵ月連続上昇

 (株)東京カンテイは9日、2019年11月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,402万円(前月比2.8%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。都県別にみると、東京都は5,545万円(同7.7%上昇)と連続上昇。神奈川県は3,464万円(同2.2%上昇)と、4ヵ月ぶりに上昇した。千葉県は2,166万円(同0.8%下落)と、3ヵ月ぶりの下落。埼玉県は2,528万円(同0.6%上昇)と、連続上昇した。千葉県を除く都県はいずれも上昇し、特に東京都が強含んだ。


 近畿圏の平均価格は2,548万円(同1.7%下落)と、4ヵ月ぶりの下落。主要府県別では、大阪府が2,809万円(同1.6%上昇)と、2ヵ月連続の上昇。兵庫県は2,441万円(同3.0%下落)と、2ヵ月連続で下落した。京都府は3,295万円(同7.4%下落)と、4ヵ月ぶりの下落に。


 中部圏は2,300万円(同1.8%下落)。愛知県は2,812万円(同5.1%下落)と、反転下落した。


 福岡県は2,052万円(同1.3%下落)と、2ヵ月連続の下落。




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