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2019/12/10 18:00更新

新築小規模戸建て価格、首都圏は反転上昇

 (株)東京カンテイは9日、2019年11月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50〜100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。


 首都圏の平均価格は4,520万円(前月比1.0%上昇)と反転上昇した。都県別では、東京都は5,296万円(同1.5%上昇)と反転上昇、神奈川県は4,130万円(同3.3%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。千葉県は3,867万円(同6.3%下落)と反転下落、埼玉県は3,813万円(同2.5%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。東京都は上昇したが9月の水準まで戻らず、神奈川県・埼玉県のみ強含んだ。


 近畿圏は3,303万円(同1.5%下落)と反転下落。主要府県では、大阪府が3,206万円(同1.0%下落)と2ヵ月連続の下落。兵庫県は3,668万円(同3.6%下落)と反転下落、京都府は3,359万円(同1.3%上昇)と反転上昇した。京都府がやや価格を戻したものの、前月の安定傾向からやや弱含みに転じる動きがみられた。


 中部圏は3,802万円(同0.5%上昇)と2ヵ月連続の上昇。同様に、愛知県も3,846万円(同0.7%上昇)で2ヵ月連続で上昇した。




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