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2020/02/12 18:00更新

19年下期の利回り上昇率、上昇傾向がより全国的に

 健美家(株)は12日、同社サイトに2019年下期(7〜12月)に登録された新規物件を集計し、区分マンション、1棟アパート、1棟マンションの住宅系収益不動産について、政令指定都市(全20都市)別の利回りランキングを発表した。


 利回りが前期比で上昇した都市は、1棟マンションで16都市、1棟アパートで13都市、区分マンションは10都市だった。


 1棟マンションでは、1位の浜松市(利回り10.60%)と2位の静岡市(同10.09%)が前期(浜松市8.93%、静岡市8.63%)と比較して上昇率が目立った。3位は新潟市(同10.05%)。静岡市が大きく順位を上げ、熊本市と仙台市が大きく順位を下げた。
 1棟アパートは新潟市(同17.54%)がトップで、北九州市(同13.04%)、岡山市(同11.67%)が続いた。区分マンションは浜松市(同19.85%)、新潟市(同19.08%)、北九州市(同17.71%)の順だった。


 なお、今回は3種別全てで利回りが下落した都市はなくなり(前期は4都市)、上昇傾向がより全国的となった。




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