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2020/03/16 18:00更新

首都圏既存木造戸建て価格、3ヵ月連続下落

 (株)東京カンテイは16日、2020年2月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,251万円(前月比1.8%下落)と3ヵ月連続で下落した。都県別では、東京都は4,803万円(同8.2%減)と3ヵ月連続の下落。神奈川県は3,607万円(同1.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。千葉県は2,140万円(同4.3%下落)と反転下落。埼玉県は2,466万円(同5.2%上昇)と3ヵ月ぶりに大きく上昇した。東京都は好立地の売り事例が減少して平均価格が下振れる現象が継続。弱含みの傾向が継続している。


 近畿圏の平均価格は2,515万円(同4.4%下落)と、3ヵ月ぶりに反転下落した。府県別では、大阪府が2,652万円(同6.9%下落)と大きく反転下落。兵庫県も2,548万円(同1.8%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。京都府は3,310万円(同5.0%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落。すべての都道府県が下落に転じ、大阪府と京都府は下落幅が大きかった。


 中部圏は2,387万円(同3.7%上昇)と2ヵ月連続で上昇。愛知県は2,813万円(同4.2%上昇)だった。


 福岡県は2,129万円(同3.3%下落)となった。




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