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2020/05/11 18:00更新

首都圏既存木造戸建て価格、反転下落

 (株)東京カンテイは11日、2020年4月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,197万円(前月比4.2%下落)と、反転下落した。都県別では、東京都が4,852万円(同9.9%下落)と、前月の10%を超える上昇の反動から大きく反転下落。神奈川県は3,480万円(同1.6%上昇)と反転上昇した。千葉県は2,146万円(同3.6%下落)と反転下落。埼玉県は2,430万円(同1.3%下落)と、2ヵ月連続の下落。東京都が前月の反動で大きく下落し、首都圏全体の数値を押し下げた。


 近畿圏の平均価格は2,534万円(同3.1%下落)と、反転下落。府県別では、大阪府が2,866万円(同3.9%上昇)と、2ヵ月連続の上昇となった。兵庫県は2,332万円(同7.0%下落)と3ヵ月連続の下落、京都府は3,411万円(同4.7%下落)と反転下落。3月に見せた回復基調が一変した。


 中部圏は2,299万円(同0.3%上昇)と反転上昇。愛知県も2,773万円(同0.3%上昇)と、反転上昇した。


 福岡県は2,213万円(同6.8%上昇)と、3ヵ月ぶりの反転上昇。




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