(株)不動産経済研究所は19日、2020年10月度の近畿圏マンション市場動向を発表した。
同月の発売戸数は1,415戸(前年同月比11.3%増)と、2ヵ月ぶりに前年同月を上回った。契約率は58.0%(同15.8ポイント下降)。
1戸当たりの平均価格は4,901万円(同41.0%上昇)と、8ヵ月連続の上昇。1平方メートル当たり単価は73万1,000円(同6.0%上昇)と、2ヵ月ぶりに上昇した。
即日完売物件は、「ジオ北千里藤白台」4期5・6次(大阪府吹田市、3戸、平均1倍、最高1倍)など2物件4戸。月末時点の販売在庫数は3,068戸で、前月末に比べて254戸の増加。
なお、11月の販売戸数は1,400戸を見込む。