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2020/11/24 18:00更新

首都圏既存マンション価格、引き続き上昇

 (株)東京カンテイは24日、2020年10月の三大都市圏における中古(既存)マンション70平方メートル換算価格の推移を発表した。


 首都圏の既存マンション価格は3,744万円(前月比0.6%上昇)と、東京都がけん引する形で引き続き上昇した。都県別でみると、東京都は5,243万円(同0.9%上昇)と4ヵ月連続で上昇したのに対し、神奈川県(2,850万円、同0.4%下落)や千葉県(2,115万円、同1.0%下落)は再び下落。埼玉県では2,287万円(同0.2%下落)とわずかながら3ヵ月ぶりにマイナスとなった。


 近畿圏は2,465万円(同0.2%下落)となった。大阪エリアの弱含みや事例シェア縮小が影響し、6ヵ月ぶりに弱含んだ。大阪府は2,638万円(同0.5%下落)と、再び下落するも、5月以降続く2,600万円台半ばの価格水準に大きな影響は生じていない。兵庫県は2,164万円(同0.2%上昇)と安定している。


 中部圏は1,935万円(同0.7%下落)。愛知県は2,058万円(同1.2%下落)と揃って下落した。




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