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2021/01/26 18:00更新

住宅ローン利用、変動型利用者が62.9%

 (独)住宅金融支援機構は26日、「住宅ローン利用者調査(2020年11月調査)」結果を発表した。19年10月〜20年3月に住宅ローン(フラット35を含む)を借り入れた人を対象にインターネット調査を実施した。調査期間は、20年11月1〜12日。有効回答件数は1,500件。


 金利タイプ別利用状況は、「変動型」が62.9%で、前回調査(20年5月)比2.7ポイント増加した。「固定期間選択型」は24.5%(前回調査比2.1%減)、「全期間固定型」が12.6%(同0.6%減)と、いずれも減少した。


 今後1年間の住宅ローン金利見通しについては、全体では「ほとんど変わらない」が66.1%(同8.8ポイント増)と増加。「現状よりも上昇する」は18.1%(同2.0%減)、「現状よりも低下する」は7.3%(同3.6%減)、「見当がつかない」は8.4%(同3.3%減)と、いずれも減少した。


 フラット35以外の利用者が住宅ローンを選んだ理由は、「金利が低い」が72.6%でトップ。フラット35利用者では、「返済額を確定しておきたかった」が53.6%でトップとなり、次いで「金利が低い」(42.1%)だった。




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