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2021/04/15 18:00更新

首都圏の分譲マンション賃料、4ヵ月ぶりに下落

 (株)東京カンテイは15日、2021年3月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。


 首都圏の平均賃料は3,208円(前月比0.3%低下)と、小幅ながら4ヵ月ぶりに下落した。賃料水準の高い東京都の事例シェアが縮小した影響。


 都県別では、東京都が3,753円(同0.8%上昇)と2ヵ月ぶりのプラス。神奈川県2,374円(同2.0%上昇)、埼玉県1,764円(同3.3%上昇)、千葉県1,742円(同3.0%上昇)と、それぞれ築浅事例が増加したことで平均築年数が1年前後若返り、上昇率も約2〜3%と比較的大きかった。


 近畿圏は1,981円(同2.0%上昇)と、主要エリアでの強含みや大阪エリアでの事例シェア拡大により、引き続き上昇。20年8月に記録した直近の最高値に迫った。大阪府は築浅事例の増加が影響し、2,185円(同1.5%上昇)と引き続き上昇。兵庫県は1,699円(同1.6%上昇)と3ヵ月連続で上昇し、1,700円台目前となった。


 中部圏は1,782円(同0.2%低下)、愛知県は1,827円(同0.4%低下)となった。




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