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2021/05/10 18:00更新

首都圏既存戸建て価格、3ヵ月連続で上昇

 (株)東京カンテイは10日、2021年4月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏の平均価格は3,245万円(前月比0.9%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。都県別では、東京都が5,240万円(同6.6%上昇)と3ヵ月連続で上昇し、4ヵ月ぶりに5,000万円台を回復した。千葉県も2,412万円(同2.7%上昇)と3ヵ月連続で上昇。神奈川県は3,229万円(同1.8%下落)と2ヵ月連続で下落、埼玉県は2,445万円(同2.8%下落)と反転下落した。東京都と千葉が好調を維持しており、首都圏全体では依然上昇基調にある。


 近畿圏の平均価格は2,538万円(同3.9%下落)と反転下落した。府県別では、大阪府が2,819万円(同3.3%下落)と反転下落。京都府も、3,112万円(同25.0%下落)と3ヵ月ぶりに大きく反転下落した。兵庫県は、2,464万円(同0.3%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。


 中部圏は平均価格2,390万円(同1.7%上昇)、愛知県は2,850万円(同0.1%上昇)とわずかながら3ヵ月連続で上昇。


 福岡県は平均価格2,249万円(同6.6%上昇)と反転上昇した。




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