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2021/05/11 18:00更新

新築小規模戸建て価格、首都圏は3ヵ月ぶり下落

 (株)東京カンテイは10日、2021年4月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積50〜100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。


 平均価格が首都圏で4,448万円(前月比0.6%下落)と、3ヵ月ぶりに下落した。都県別では、東京都が5,147万円(同2.5%下落)と2ヵ月連続で下落。千葉県も3,772万円(同3.6%下落)と3ヵ月ぶりに反転下落、埼玉県も3,811万円(同0.4%下落)と反転下落。神奈川県は4,221万円(同4.4%上昇)と2ヵ月連続で上昇した。3月までは好調を維持したが、4月は全体的に弱含んでいる。特に東京都では下落傾向が強くなっており、基調変化が見られた。


 近畿圏は3,423万円(同1.6%上昇)と、4ヵ月ぶりの反転上昇。大阪府は3,268万円(同0.9%上昇)、兵庫県は3,900万円(同1.8%上昇)、京都府3,602万円(同6.3%上昇)と、上昇に転じた。


 中部圏は3,652万円(同4.1%下落)、愛知県は3,734万円(同3.9%下落)と、いずれも反転下落となった。




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