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2021/05/17 18:00更新

首都圏の分譲M賃料、2ヵ月ぶり最高値を更新

 (株)東京カンテイは17日、2021年4月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。


 首都圏の平均賃料は3,269円(前月比1.9%上昇)と、2ヵ月ぶりに最高値を更新した。賃料水準が高い東京都での事例シェアが再び拡大し初めて7割に達したことが要因。


 都県別では、東京都が3,748円(同0.1%下落)と4ヵ月ぶりのマイナス。神奈川県2,399円(同1.1%上昇)、埼玉県1,796円(同1.8%上昇)、千葉県1,765円(同1.3%上昇)と、いずれも1%以上のプラスとなった。


 近畿圏は2,000円(同1.0%上昇)と、大阪エリアが牽引する形で上昇傾向に推移。昨年8月に記録した直近の最高値を上回り、初めて2,000円の大台に達した。大阪府は、築浅物件が増加している影響で2,218円(同1.5%上昇)と、3ヵ月連続で上昇した。兵庫県は1,685円(同0.8%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。


 中部圏は1,777円(同0.3%低下)、愛知県は1,817円(同0.5%低下)となった。




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