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2021/09/09 18:00更新

首都圏既存戸建て価格、反転下落

 (株)東京カンテイは9日、2021年8月の主要都市の中古(既存)木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。調査対象は、敷地面積100〜300平方メートル、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、土地・建物とも所有権の物件。


 首都圏は3,362万円(前月比0.3%下落)と、反転下落した。都県別に見ると、東京都は5,140万円(同4.5%下落)と、反転下落。神奈川県は3,436万円(同3.7%下落)と、4ヵ月ぶりの下落となった。千葉県は2,591万円(同9.9%上昇)と、3ヵ月ぶりに大きく上昇、埼玉県は2,583万円(同0.2%上昇)と、2ヵ月連続で上昇した。


 近畿圏は2,584万円(同0.4%下落)と、3ヵ月ぶりの反転下落。府県別では、大阪府が2,845万円(同0.1%上昇)、兵庫県は2,621万円(同6.3%上昇)、京都府は3,261万円(同0.1%上昇)となった。3府県は上昇したが、奈良県と滋賀県で築古物件が多く発生した影響で、近畿圏全体ではマイナスに振れた。


 中部圏は2,327万円(同0.1%下落)、愛知県は2,831万円(同2.3%上昇)となった。


 福岡県は2,289万円(同4.8%上昇)と、3ヵ月ぶりに反転上昇した。




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