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2021/10/14 18:00更新

首都圏分譲M賃料は引き続き横ばい/東京カンテイ

 (株)東京カンテイは14日、2021年9月の三大都市圏・分譲マンション賃料月別推移を公表した。分譲マンションが賃貸された場合の募集賃料を、1平方メートル当たりに換算して算出している。


 首都圏の平均賃料は3,296円(前月比1円減)と横ばいで、直近3ヵ月間はほぼ動きがない。都県別では、東京都が3,724円(同1円減)と横ばい。神奈川県は築古事例の増加に伴い、2,387円(同1.6%下落)と4ヵ月ぶりに下落した。埼玉県は1,812円(同0.7%上昇)と上昇し、直近1年間での最高値を更新。千葉県は1,735円(同0.5%上昇)と3ヵ月ぶりに上昇した。


 近畿圏は、主要エリアが横ばいから弱含みとなった影響で、1,957円(同0.2%下落)とわずかに下落した。大阪府は、築古事例の増加に伴ない平均築年数が進み、2,134円(同0.8%下落)と下落。兵庫県は1,671円(同変動なし)だったが、6月以降前年同月を下回る状況が継続している。


 中部圏は1,898円(同1.9%上昇)、愛知県は1,940円(同1.7%上昇)と、いずれも築浅事例の増加による平均築年数の若返りが影響し、上昇した。




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