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2021/11/09 18:00更新

首都圏新築木造戸建て価格、全域で上昇

 (株)東京カンテイは9日、2021年10月の主要都市圏別・新築木造一戸建て住宅平均価格動向を発表した。敷地面積100〜300平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。


 首都圏の平均価格は3,909万円(前月比3.1%上昇)と、3ヵ月ぶりの反転上昇となった。都県別では、東京都が4,786万円(同4.8%上昇)、神奈川県が4,208万円(同4.7%上昇)、千葉県が3,343万円(同0.9%上昇)と、いずれも3ヵ月ぶりに上昇。埼玉県は3,487万円(同1.4%上昇)と反転上昇した。都市の中心部で建物面積が広い物件が増加したことが価格上昇の要因とみられる。


 近畿圏は3,269万円(同1.2%上昇)と、3ヵ月ぶりの上昇。府県別では、大阪府が3,595万円(同4.8%上昇)と2ヵ月連続の上昇。兵庫県は3,199万円(同0.2%上昇)、京都府は3,620万円(同0.1%上昇)となった。


 中部圏は3,157万円(同0.2%上昇)と反転上昇。愛知県は3,358万円(同1.0%下落)と3ヵ月ぶりに下落した。


 福岡県は3,253万円(同0.1%上昇)と、4ヵ月連続で上昇している。




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