不動産関連ニュース

2022/09/29 18:00更新

既存マンション価格、地方圏は回復基調

 (株)東京カンテイは29日、2022年8月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を発表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表している。


 同月は、「晴」が前月と変わらず27地域、「雨」が4地域(前月5地域)に減少した。「曇」は2地域(同4地域)に減少。「小雨」は7地域(同6地域)、「薄日」は7地域(同5地域)といずれも増加した。


 全国で天候が回復した地域数は10地域(同5地域)と倍増。横ばいは30地域(同37地域)に減少、悪化は7地域(同5地域)に増加した。


 前月弱含んだ北陸地方が回復した一方で、中国・四国・九州地方の一部で下落する動きが見られた。北海道、宮城、広島、福岡の地方4大道県では、北海道が下落したが、仙台市の上昇を受け宮城県は「晴」に回復するなど、北海道含む4道県とも「晴」となった。




Copyright (c) All Japan Real Estate Federation. All Rights Reserved.