不動産関連ニュース

2024/01/29 18:00更新

既存マンション価格天気図、12月は下落傾向弱まる

 (株)東京カンテイは29日、2023年12月度の「中古(既存)マンション価格天気図」を公表した。全国47都道府県におけるファミリータイプの既存マンションの流通価格を、70平方メートルに換算・集計。その価格変動を、上昇傾向は「晴」、下落傾向は「雨」などの天気マークで表した。


 同月は、「晴」が10地域(前月:12地域)と減少、「雨」が3地域(同2地域)と増えた。「曇」は16地域(同15地域)、小雨も6地域(同7地域)、「薄日」は12地域(同11地域)となった。


 全国で天候が改善したのは5地域(同5地域)、横ばいは33地域(同30地域)、悪化したのは9地域(同12地域)だった。


 47都道府県のうち、前月比価格が下落したのは20地域(同31地域)と大きく減少。前月と比較可能で事例数10以上の全国526市区町村のうち、271(51.5%)が下落し、下落した都市数は前月の285と比べ大きく減少している。




Copyright (c) All Japan Real Estate Federation. All Rights Reserved.