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2024/02/09 18:00更新

首都圏小規模戸建て価格は2ヵ月ぶり下落

 (株)東京カンテイは8日、2024年1月の主要都市圏別・新築小規模木造一戸建て住宅の平均価格動向を発表した。敷地面積50平方メートル以上100平方メートル未満、最寄り駅からの所要時間が徒歩30分以内もしくはバス20分以内、木造で土地・建物ともに所有権の物件が対象。


 首都圏の平均価格は5,218万円(前月比1.5%下落)と、下落に転じた。都県別では、東京都が6,250万円(同1.0%下落)と連続の下落。神奈川県は4,617万円(同3.0%下落)、千葉県も4,229万円(同5.7%下落)といずれも反転下落した。埼玉県は4,409万円(同変動なし)と、ほぼ横ばい。分譲戸建ては前月に引き続き、全都県で減少したが、季節要因の影響が大きい。前年同月比でみれば東京都と千葉県は高い水準であり、首都圏全体でもプラスとなっている。


 近畿圏の平均価格は3,839万円(同2.1%下落)と再び下落に転じた。主要府県別では、大阪府が3,815万円(0.3%上昇)と連続上昇。兵庫県は4,108万円(同8.3%下落)と下落に転じた。京都府は3,609万円(同2.2%下落)と3ヵ月連続の下落。


 中部圏は3,748万円(同1.2%上昇)と連続上昇。愛知県は3,831万円(同1.6%上昇)。




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