不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2004/12/1

シノハラ建設システム、「2005年3月期中間決算」説明会開催

 (株)シノハラ建設システムは30日、「2005年3月期中間決算(連結)」の説明会を開催した。

 当期連結業績(対象4社)の売上高は43億500万円(同124.1%増)、営業利益は1億3,600万円(同149.4%増)、経常利益は7,700万円(同130.8%増)、当期純利益は6,900万円(同222.5%増)であった。

 増収増益となった主な要因をセグメント別にみると、賃貸住宅販売事業において、東京スター銀行と提携したノンリコースローン(貸主責任限定型)取扱開始による新購入層の開拓や、メディア戦略強化などによる積極的な営業活動、また東京地区で売上が4億円から18億円へと大幅に伸びたことが挙げられた。また、不動産賃貸管理事業では、入居条件が「敷金ゼロ・退去時費用ゼロ」の「TOKU2 プラン」開発や、11月より開始した、ベスト電器店舗内に賃貸仲介部門の店舗「ハウスステージ」を新規開設するなど、入居者のニーズに応える戦略が効を奏したという。

 なお次期連結業績の見通しについては、同社グループの主力商品である賃貸住宅販売の受注残高が前年同期に比べ29億3,400万円の増加と好調であり、業績は堅調に推移することが予想されることから、大きな変更はなく、通期で売上高110億7,600万円、経常利益4億1,100万円、当期純利益2億2,600万円を見込んでいる。

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