積水ハウス(株)は2日、「2006年1月期第1四半期業績」を発表した。
当期(2005年2月1日~4月30日)単体業績の受注高は2,551億4,500万円、受注残高は6,214億4,900万円、売上高は1,987億6,600万円(対前年同期比2.1%増)となった。
また、当期連結の売上高は2,847億5,700万円(同7.1%増)であった。
当期は、景気が一進一退の中、住宅市場においても前期末に比し新設住宅着工戸数の鈍化が見られるなど、依然厳しい環境に変化は見られなかった、としている。
通期見通しについては、連結で売上高1兆4,900億円、経常利益800億円、当期純利益415億円。単体では売上高1兆1,400億円、経常利益630億円、当期純利益335億円を見込むとしている。
なお同日、同社と(株)メッセージは社会の高齢者福祉の向上に寄与することを目的とした合弁会社「積和サポートシステム(株)」を設立すると発表した。
積水ハウスの、住まいに関するハードおよびソフト面の総合的な提案力・技術力と、メッセージの持つ自由に暮らしながら入退居がいつでもできる賃貸用有料老人ホーム運営のノウハウを統合、良質な福祉サービスを提供し高齢者が長年住みなれた地域で暮らし続けることめざし新会社設立を決定した。
新会社は、7月1日に設立の予定で、資本金は1億円、積水ハウスが51%、メッセージが49%出資する。代表取締役には、積水ハウス常務執行役員特建事業本部長の小西良政氏(兼務)が就任する。