不動産ニュース / その他

2009/11/12

低炭素化社会づくりに向けた活動など9テーマを報告/建築研究所

蒸暑地気候下における発展途上国の行政官を対象とした『建築環境技術研修』で自ら講師を務めた同協会理事長の村上周三氏は、「同研修は各国にとって非常にに大事なことであり、今後もJICAと協力し活動していきたい」と話した
蒸暑地気候下における発展途上国の行政官を対象とした『建築環境技術研修』で自ら講師を務めた同協会理事長の村上周三氏は、「同研修は各国にとって非常にに大事なことであり、今後もJICAと協力し活動していきたい」と話した

 (独)建築研究所は11日、第3回専門紙記者懇談会を開催し、同研究所による低炭素化社会づくりに向けた活動など、9つのテーマについて活動内容を公表した。

 低炭素化社会づくりに向けた活動として、27日に開催される「蒸暑地域住宅シンポジウムin沖縄」、蒸暑気候下にある発展途上国の行政官を対象とした「建築環境技術研修」の説明を行なった。

 また、5日に評価結果を公表した「長期優良住宅先導的モデル事業」「住宅・建築物省CO2推進モデル事業」の応募提案の傾向や特徴を発表。両事業ともに今後シンポジウムを開催し、提案内容や評価結果等について詳細な情報提供を行なっていく予定。

 そのほか、「集合住宅のためのより活用しやすい遮音性能基準に向けた取り組みについて」、「VR技術を応用し人の動作からデザインを考える空間行動計測室を新設」、「中国四川大地震の復興支援としての『中国耐震建築研修』の開講について」、「災害後の建築物の機能維持・早期回復評価システムの開発」の活動報告を担当研究員がそれぞれ行なった。

 さらに、今後開催予定の「平成21年度建築研究所講演会」(開催日:2010年3月5日)、「建築物の長期使用に関するシンポジウム」(開催日:10年3月までに開催予定)の概要についても公表した。

 同研究所理事長の村上周三氏は、懇談会のなかで「新政権後も住宅改修や環境・低炭素化は注目されている分野であり、今後も同研究所は今以上に活躍していきたい」と述べた。

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