(株)不動産経済研究所は12日、2009年10月度の「首都圏マンション市場動向」を発表した。
同月の新規発売戸数は3,386戸(前年同月比▲20.2%)と、前年比で25ヵ月ぶりの増加となった先月から再び減少となった。
1戸当たりの価格は4,619万円(同▲4.7%)、1平方メートル当たりの単価は66万2,000円(同▲1.5%)と、いずれも低下した。
契約率は69.0%(同6.0ポイント増)と、再び70%台を切った。
即日完売物件は、「パークタワーグランスカイ」4期5~9次(東京都品川区、23戸、平均価格 7,157万円、平均1.2倍、最高2倍)など12物件・144戸。 超高層物件(20階以上)は19物件・517戸で、契約率は 76.6%だった。
また、販売在庫数は6,895戸(前月比55戸)と増加した。
なお、11月の発売戸数は3,000戸前後となる見込み。