不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2011/5/10

主力の戸建住宅事業、営業利益16%増/大和ハウス工業11年3月期決算

 大和ハウス工業(株)は10日、2011年3月期決算を発表した。

 当期(10年4月1日~11年3月31日)の連結売上高は1兆6,901億5,100万円(前年同期比5.0%増)、営業利益876億9,700万円(同39.8%増)、経常利益790億4,900万円(同31.7%増)、当期純利益272億6,700万円(同42.7%増)。

 主力の戸建住宅事業は、政府が実施する住宅取得支援策に合致した商品として「xevo(ジーヴォ)」の販売拡大に努めた結果、売上高3,224億7,900万円(同▲1.1%)、営業利益72億1,000万円(同16.2%)と大幅な増益を達成。その他商業施設事業、事業施設事業、健康余暇事業が減益となったものの、全体では大幅な増収増益を達成した。

 なお東日本大震災により、東北・関東地区の営業所や工場、商業施設、ホテル等の同社グループ施設が被災したが、現在では一部を除き順次業務を再開している。ただし、次期業績予想については、東日本大震災の影響により、現時点で合理的な算定が困難であるため未定とし、影響を精査のうえ、6月10日に発表する予定。

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