国土交通省は10日、東北地方および周辺地域における主要建設資材の需給・価格動向を発表した。毎月1~5日に実施している「主要建設資材需給・価格動向調査」の予備調査として、5月16~20日に東北地方および周辺地域にて調査を行なったもの。生コン、鋼材、木材など7資材13品目について、価格、需給、在庫等の動向を調査した。
東北地方および周辺地域(東北6県プラス、茨城県、栃木県、群馬県、千葉県、新潟県)、東北6県のいずれも、の需給状況は、型枠用合板が「ややひっ迫」となった。
価格動向については、東北地方および周辺地域でアスファルト合材および木材(型枠用合板)が「やや上昇」、木材(製材)が「“やや上昇”と“横ばい”の境界上」。東北6県でセメント、骨材(砂利)、アスファルト合材(再生材)、H形鋼、木材(型枠用合板)が「やや上昇」、骨材(砂)、アスファルト合材(新材)は「“やや上昇”と“横ばい”の境界上」であった。