住友不動産(株)は、分譲タワーマンション「シティータワー神戸三宮」(神戸市中央区、総戸数640戸)の販売を25日より開始する。
同物件は「旭通4丁目地区第1種市街地再開発事業」の中核となる住宅棟。JR東海本線「三ノ宮」駅徒歩4分に位置。敷地面積約8,367平方メートル、延床面積約7万3,511平方メートル、地上54階地下1階建て、高さは190mと同市内最高層マンションとなる。
外観は、建物全周にガラス手すりを配し、建物頂部の東・南・西の三方と北側の外壁には布引の滝をモチーフにしたLED照明を設置する。建物の基礎部分に免震構造を採用。停電しても共用部の防災設備、非常用エレベーター、消火設備に電力が供給できる「非常用発電機」、「緊急地震速報配信サービス」、地震や停電の際に最寄階に停止する「エレベータ安全装置」、戸外への避難路を確保する「耐震ドア枠」を設置。防火対策では、全戸にスプリンクラーを、地下には防火水槽を備える。防犯対応には、24時間オンラインセキュリティシステムを導入する。
住戸は、1LDK~3LDK、専有面積約41~119平方メートル。竣工は2013年2月下旬を予定。販売価格等は未定。なお、同再開発事業の商業施設として、住友不動産ヴィラフォンテーヌ(株)が、同県内初進出となるホテル(客室数185室)を開業する。