(公社)東京都宅地建物取引業協会(会長:池田行雄氏)の会員で構成される東京都不動産協同組合はこのほど、2011年12月に稼働した会員向け物件情報システム「ハトマーク東京不動産(愛称:ハトさん)」の利用実績を発表した。
「ハトさん」は、同組合が11年3月から開発を進めてきたもの。地域に密着した会員業者が取り扱う「元付け物件」のみを登録対象とし、「国内最大級の元付けネットワークによる信頼できる物件情報サイト」を目指し、各支部での勧誘活動などを通じ、利用会員の拡大を図っている。反響拡大に向け、公式の「Facebookページ」を設置し、ツイッターも含めたSNSの活用により、ユーザー認知度を高めるのも特徴。
稼働4ヵ月間(3月末日)時点での参加会員数は1,089会員で、都宅協約1万5,000会員の約7%にあたる。登録物件数は3万314件。ウェブ訪問者数は累計21万1,629、ユニークユーザー数は15万2,101件、ページビュー数は98万2,693件と100万件に迫った。4ヵ月間のユーザーからの問い合わせメールは658通だった。
また、スマートフォン向けプロモーションが功奏し、2・3月のスマートフォンからの訪問率は3割を突破。Facebookとツィッターからの訪問も6,576にのぼった。