不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2012/5/21

マイナーからメジャーな存在へ、受注規模2,000棟目指す/アールシーコア

 (株)アールシーコアは18日、2012年3月期決算説明会を開催。同時に、中期経営計画「『異端でメジャー』ステージアップ5ヵ年計画」を発表した。

 当期(11年4月1日~12年3月31日)は、連結売上高は94億4,600万円(同6.2%増)、営業利益6億6,200万円(同15.6%増)、経常利益6億4,600万円(同12.1%増)、当期純利益2億9,800万円(同▲23.5%)。

 スクエア部門では、展示場来場件数および契約高は昨年並みを維持したものの、震災の影響で期初の契約残高が減少し請負工事高が減少。売上高24億9,300万円(同▲6.8%)、セグメント利益2億8,900万円(同▲5.3%)となった。

 販社部門は、東日本大震災後の反動に伴う消費マインドの回復およびBESSブランドコンセプトへの共感度の高まりを追い風とし、堅調な展示場集客が継続。営業担当の増員をはじめ、BESS独自の営業システムの精度向上やBESS25周年プロモーション企画など受注底上げ策が奏功し、過去最高契約棟数を更新。ログハウス等キット販売の契約高は56億9,700万円(24.1%増)、売上高64億3,100万円(同10.8%増)、セグメント利益17億6,000万円(同15.2%増)となった。

 次期は、売上高107億3,000万円、営業利益6億7,000万円、経常利益6億6,000万円、当期純利益3億9,000万円を見込んでいる。

 一方、中期経営計画では、17年3月期の売上高180億円(12年3月期比190%増)を掲げ、新規販社開拓に注力。現在37拠点を、3年で50拠点に増やす。来場者増に対応するため、拠点当たりの営業数も平均3.4名から5名へと増やす方針。

 同社代表取締役社長の二木浩三氏は「当社は、これまでマイナーな存在だったが、今後はBESSブランドを確立し、新たなステージを目指す。規模の拡大を図っていき、17年までに、BESSの受注棟数を2,000棟を視野に入れいきたい」などと述べた。

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