(社)プレハブ建築協会は11日、「2012年 信頼される住まいづくり」アンケートの調査結果を発表した。同会員会社でマイホームを新築し、11年に入居した1,000名にアンケートを送付。558名から有効回答を得た。
メーカーの選定理由では、「安心できる会社だった」が65%(前回調査比1ポイント減)と最多。次いで「品質・性能が優れていた」が58%(同5ポイントアップ)、「営業担当者の説明に納得できた」が48%(同7ポイント減)と続いた。品質・性能の重視傾向は、東日本大震災の影響もあり、住まいの安全性への意識が高まったため。「決め手となった理由」でも、「品質・性能が優れていた」が24%、「営業担当者の説明に納得できた」が23%と拮抗した。
営業担当者の総合評価については、「満足」が81%(同1ポイント減)とほぼ前年なみ。項目別では、「人柄・営業態度」86%(同1ポイント増)が最も高く、「アドバイス」72%(同3ポイント減)と「間取り等の提案内容」59%(同4ポイント減)。同協会では「総合評価との相関が高いアドバイスの伸びしろがあるので、アドバイスの満足度向上が総合評価工場の重要な要素」と分析している。