三井不動産(株)は12月1日より、山口・大分の2ヵ所の太陽光発電所で売電事業を開始する。発電所として稼働させるのは同社初。
「三井不動産山陽小野田太陽光発電所」(山口県小野田市)は、同社が9月に着工したもので、発電出力は約13MW。年間発電電力量は、一般家庭の年間消費量4,000世帯分に相当する約1,420万kWhを見込んでいる。
また、同日付で竣工する「三井造船・三井不動産大分太陽光発電所」(大分県大分市)は、三井造船(株)と共同で実施するもの。発電出力は約17MW。
三井不動産では来年度中に新たに3ヵ所の発電所を設置する予定。合計5施設での発電出力は68MW。年間発電電力量換算では、一般家庭の年間消費電力量約2万世帯分に相当する約7,200万kWhを見込んでいる。