不動産ニュース / 調査・統計データ

2014/7/9

新設住宅着工戸数、漸減を続け25年には62万戸に/NRI

 (株)野村総合研究所(NRI)は9日、2014~25年の新設住宅着工戸数の予測を公表した。

 移動人口、名目GDP成長率、住宅ストックの平均築年数の3つの因子の将来予測や、新設住宅着工戸数の再現値からの差分想定などを踏まえ、予測したもの。
 新設住宅着工戸数は、今後数年間は90万戸前後で推移するものの、16年には90万戸を割り込み85万戸に、さらに19年には78万戸となり、以降も漸減が続き、25年には62万戸と予測した。

 合わせてリフォーム市場規模についての予測も公表。25年でも現状から微減の6兆円程度と予測した。

 同社は「新設住宅市場の縮小は避けられず、住宅・住生活の質的向上に向けて、リフォーム・中古住宅流通の活性化が必須となる」とコメントしている。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年5月号
住宅確保要配慮者を支援しつつオーナーにも配慮するには?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/4/5

「月刊不動産流通2024年5月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年5月号」の発売を開始しました。

さまざまな事情を抱える人々が、安定的な生活を送るために、不動産事業者ができることとはなんでしょうか?今回の特集「『賃貸仲介・管理業の未来』Part 7 住宅弱者を支える 」では、部屋探しのみならず、日々の暮らしの支援まで取り組む事業者を紹介します。