不動産ニュース / 開発・分譲

2014/7/31

広島大学本部の跡地開発、留学生向け賃貸住宅等も整備/三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル他

「広島ナレッジシェアパーク」の完成予想図
「広島ナレッジシェアパーク」の完成予想図

 三菱地所レジデンス(株)、三井不動産レジデンシャル(株)など9社は30日、広島大学本部跡地の活用プロジェクト「ひろしまの『知の拠点』再生プロジェクト“広島ナレッジシェアパーク”」の事業実施計画について、広島市と国立大学法人広島大学の承認を受けたと発表した。

 同事業は、約3万8,000平方メートルの敷地に分譲マンションに加え、学生・留学生向け賃貸マンション、交流スペース、病院、住宅型有料老人ホームなどを配する計画。

 「知の拠点」の核となる施設となるのが「ナレッジシェアファーム」。両社のほか広島菱重興産(株)、(株)トータテ都市開発、広島電鉄(株)が参画。学生・留学生向け賃貸マンションだけでなく就職支援・アルバイト紹介窓口、交流スペース、ベンチャー支援オフィス、クリエイター養成スクール、医療福祉人材サポートセンターなどを整備する。

 開発エリア内で活動する人の住宅・交流施設として「ナレッジシェアプラザ」「分譲マンション」も整備。ナレッジシェアプラザは、多目的室やスタディルームなどを配して分譲マンションの居住者や周辺の居住者、地域団体などに開放する開発エリアと周辺地域との交流拠点となる。分譲マンションについては、総戸数665戸を計画。中四国・九州エリアで最高階数となる地上54階建てを計画している。

 事業完了予定は2018年10月末。全体事業費は約300億円を予定している。

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