不動産ニュース / 開発・分譲

2014/8/8

明石駅前の高層マンション・公共施設複合開発着工/野村不動産他

「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」完成予想図
「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」完成予想図

 野村不動産(株)とアートプランニング(株)(大阪市中央区、代表取締役社長:松藤雅美氏)、関電不動産(株)の3社が市街地再開発組合の設立認可を受けた参加組合員および従前の権利者として事業参画している「明石駅前南地区第一種市街地再開発事業」(以下、再開発事業)が着工した。
 
 JR神戸線「明石」駅より徒歩2分。敷地面積約8,100平方メートル、建築面積約7,040平方メートル、延床面積約6万6,100平方メートル。住宅棟(一部店舗店舗予定)・公共広場および施設等からなる複合型施設を開発する。開発物件はペデストリアンデッキで駅と直結する。

 建物中央2階には公共広場を設け、「明石」駅前と南に広がる中心商業市街地をつなぎ、人の流れを創出する。施設棟には図書館や市役所窓口や子育て支援施設に加え、飲食街、クリニック等が入居する予定。

 住宅棟は、鉄筋コンクリート造地上34階地下1階建てのタワー分譲マンション(総戸数216戸、うち分譲予定戸数199戸)。一つの建物の中に独立した二つの構造体(心棒、超高層住宅棟)を制振装置(ダンパー)で連結するデュアル・フレーム・システムを採用。またマンション全体で使うエネルギーを電気に一元化し、電力を一括受電してICTで組み合わせ使用量を見える化することで電力消費のピークを抑制するエネルギーマネジメントシステム「エネコックe」を関西で初導入する。
 そのほか、24時間稼働の非常用発電機や、停電時でも集会室のコンセントへ電力を供給する太陽光発電設備、防災備蓄倉庫などの防災対策も施す。

 住戸の間取りは2~4LDK、面積は54~110平方メートル。

 竣工は2017年1月の予定。

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