国土交通省は9日、2014年一級建築士試験「学科試験」の合格者を発表した。
7月27日に、全国55会場で実施された同試験の実受験者数は2万5,395人(13年2万6,801人)。合格者は4,653人(同5,103人)、合格率は18.3%(同19.0%)となった。合格基準点は、学科1(計画)が11、学科2(環境・設備)が11、学科3(法規)が16、学科4(構造)が16、学科5(施工)が13、総得点は90点。
合格者の属性は、学歴・資格別では「大学」が69.6%、「二級建築士」が20.6%、「各種学校」が6.0%。年齢別では、「30~34歳」が24.7%でトップ。以下、「27~29歳」が22.8%、「24~26歳」が21.3%、「35~39歳」が14.6%、「40歳以上」が16.6%。
なお、学科試験の合格者を対象にした「設計製図の試験」は10月12日に実施され、最終的な合格者の発表は12月18日に行なわれる予定。