不動産ニュース / IT・情報サービス

2014/11/11

投資用1棟アパートの表面利回り、今年最低に/ファーストロジック調査

 (株)ファーストロジックは10日、2014年10月期の「投資用不動産の市場動向調査」結果を発表した。10月中に、同社が運営する不動産投資サイト「楽待」(http://www.rakumachi.jp)に新規掲載された物件、問い合わせのあった物件の取引状況を調査したもの。

 投資用1棟アパートは、新規掲載物件の表面利回りが9.70%(前月比0.20ポイント減)と下落し今年最低の数値となった。問い合わせ物件の表面利回りは、11.86%(同0.23ポイント増)と上昇した。新規掲載物件の価格は6,933万円(同410万円増)、問い合わせ物件の価格は5,246万円(同464万円減)となった。

 投資用1棟マンションは、新規掲載物件の表面利回りが9.40%(同0.80ポイント増)、問い合わせ物件の表面利回りが10.77%(同0.94ポイント増)といずれも上昇。一方、物件価格は、新規掲載物件が1億8,517万円(同1,488万円減)、問い合わせ物件が1億6,520万円(同2,185万円減)と、いずれも下落した。

 投資用区分マンションは、新規掲載物件の表面利回りが8.90%(同0.10ポイント増)、問い合わせ物件の表面利回りも11.09%(同0.19ポイント増)と、いずれも上昇。一方、物件価格は、新規掲載物件が1,179万円(同76万円減)、問い合わせ物件も986万円(同12万円減)といずれも下落した。

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