不動産公正取引協議会連合会は14日、ホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で2014年度通常総会を開催。13年度事業報告および14年度事業計画を承認した。植木正威氏(東急不動産(株)取締役相談役)を会長に再任した。
14年度は、事業計画として(1)規約の見直しに対する対応、(2)規約の公正・中立な運用機関としての体制確立、(3)規約の周知徹底、(4)規約等の解釈の統一・措置区分等運用の整合化、(5)インターネット広告の適正化、(6)規約研修会講師の育成の協力、(7)関係団体等との連携、等を実施していく。
総会の冒頭で挨拶した植木会長は、「一般消費者に対する適正な不動産情報の提供と、不動産広告に対する信頼性の向上、および不動産取引の公正化を図っていく。公正競争規約の普及啓発、そして公正・中立な運用機関として円滑、かつ効果的に事業を遂行するよう努める」などと語った。