不動産ニュース / その他

2015/2/27

経営陣一新し、より一層のグループ内シナジー発揮目指す/東急不動産HD

「グループ内のシナジーを発揮していきたい」と話す金指社長
「グループ内のシナジーを発揮していきたい」と話す金指社長
東急不動産ホールディングスの経営陣が一堂に会した(一番右が、東急不動産住宅リースの北川社長、その横が東急リバブル榊次期社長、左から2番目が東急不動産ホールディングスの大隈次期社長)
東急不動産ホールディングスの経営陣が一堂に会した(一番右が、東急不動産住宅リースの北川社長、その横が東急リバブル榊次期社長、左から2番目が東急不動産ホールディングスの大隈次期社長)

 東急不動産ホールディングス(株)は26日、記者懇親会を開催した。

 冒頭挨拶した、東急不動産ホールディングス代表取締役社長で、4月より同社代表取締役会長に就任予定の金指 潔氏は、「ホールディングス設立以来、これまで基盤整備を行なってきたが、これから本格成長フェーズに入る。昨年の東急不動産(株)と(株)東急コミュニティーに加え、今年は東急不動産ホールディングス、東急リバブル(株)、(株)東急ハンズが社長交代し、役員の若返りが図られた。4月には住宅リースも本格稼働する。より一層グループ内シナジーを発揮し、成長できるよう取り組んでいきたい」と抱負を述べた。

 また、次期社長に内定している東急ホールディングスの大隈郁仁氏(現・同社取締役専務執行役員)と東急リバブルの榊 真二氏(現・東急ハンズ代表取締役社長執行役員)も、それぞれ挨拶した。
 「社長就任には、身の引き締まる思いだ。ホールディングスがプラットフォームとなり、各事業会社の社長をフロントに立て、自分は黒子に徹しながらグループ全体のマネジメントをしていきたい」(大隈氏)、「小売業から不動産流通業への転身には多少の違和感があるが、事業環境の変化の中で、今までの取り組みを活かしながら、その変化に対応すべく、会社の変化と価値をつくりながら事業を拡大していくがことが使命」(榊氏)などと述べた。

 また、4月より本格稼働する東急住宅リース(株)代表取締役社長の北川 登士彦氏は「ゼロからのスタートではないが、ベンチャーのような気概をもち新しいことにチャレンジしていきたい。投資マーケットの中でグローバルな形の新しいサービス、国内外の富裕層に向けた資産運用のサービスを考えている。開発、流通、金融業界などのパートナーと連携し商品開発を行なっていきたい」と抱負を語った。

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