不動産ニュース / その他

2015/3/13

不動産・ホテル事業の2本柱で、17年度資産規模5,000億円超を目指す/常和HDが中計策定

 常和ホールディングス(株)は13日、2017年度(18年3月期)を最終年度とする中期経営計画を策定した。

 計画名称は「NEW DIMENSION 2017」。不動産事業、ホテル事業の2本柱で、17年度に資産規模5,000億円超、経常利益100億円超を目指す。

 事業戦略については、不動産事業で保有ビル現行69棟を100棟まで拡大。3年間で、国内外計1,500億円の優良収益物件投資を実施する。国内外の空室改善、ポートフォリオの入れ替え、商業施設の誘致、国際部門の強化なども行なう。
 ホテル事業では、中堅ホテルチェーンへのステップアップを目指し、保有・運営ホテルを稼働ベースで20店舗・4,000室に、計画開発中案件を含むベースでは30店舗・6,000室まで拡大。3年間で300億円の優良ホテル物件投資を実施する。

 これらの戦略で、18年3月期における売上高398億円(14年度業績予想比1.4倍)、営業利益127億円(同1.4倍)、経常利益101億円(同1.4倍)、当期純利益62億円(同1.5倍)を目指していく。

 なお、今回の中経計画策定を機に、商号を「ユニゾホールディングス(株)」に変更する。変更予定日は7月1日。子会社各社の商号も変更するとともに、同社に「建設事業部門」「建設事業部」を新設、子会社(常和不動産(株)、常和ホテル(株))に「建設部」を新設する。

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