不動産ニュース / その他

2015/5/7

東洋ゴム問題、不特定多数が利用する建築物、東京の病院1物件を追加公表/国交省

 国土交通省は、東洋ゴム工業(株)が製造した免震材料の大臣認定不適合に係る建築物の当初の55棟以外に発覚した90棟の不正事案において、不特定多数の者が利用する建築物として、新たに病院「自衛隊中央病院」(東京都世田谷区)1物件を追加公表した。

 これにより、所要の性能を有しない製品が納品された不特定多数が利用する建築物は庁舎2棟、公会堂1棟、病院2棟、福祉センター1棟、放送局1棟となった。そのほか、民間病院7棟および民間ホテル5棟が対象建築物として判明しているが、所有者の同意が得られていないため、詳細は未公表。

 なお当該建築物は、震度6強から震度7程度の地震で検証したケースで、免震材料の実況が当初の構造計算の範囲内であることが確認済み。

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