不動産ニュース

2015/7/3

調布駅前の再開発事業で複合施設を竣工/ヒューリック

「グレーシア調布」外観イメージ
「グレーシア調布」外観イメージ

 ヒューリック(株)は2日、調布駅北第1A地区市街地再開発事業として開発してきた複合施設「グレーシア調布」(東京都調布市)が、4~5月にかけて竣工したと発表した。

 同事業は京王線の連続立体交差事業や駅前広場の整備等の調布駅周辺の計画的なまちづくりと連携したプロジェクト。2011年に組合設立認可、12年に10月に権利変換計画認可を受け事業を進めてきた。

 京王線「調布」駅から徒歩2分に立地。敷地面積は2,090.8平方メートル、延床面積1万7,449.95平方メートル。鉄筋コンクリート造一部鉄骨造、鉄骨造地上15階地下1階建て。1~3階の低層階は商業店舗・オフィス、4~15階の中高層階は共同住宅となっており、同社は、1~3階の商業店舗・オフィスフロアの一部(専有面積2,112.85平方メートル)を区分所有している。なお、入居テナントはみずほ銀行のほか大京穴吹不動産、ミニストップを予定。

 建物外観は、重厚な低層部(商業・オフィス)と端正な中高層部(住宅)を明確に構成した都会的で親しみやすいファサードデザインを採用。また、建物周辺には2~3mの壁面後退による歩道状空地を設け、新たな回遊性を生み出す前面道路と一体的な広場空間とした。道状空地には中・高木を中心とした樹木を配して、豊かな緑と花が楽しめる植栽計画を予定。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。