不動産ニュース / 仲介・管理

2015/9/4

リノベ事業拡大目指し、「マンション専有部分検査」開始/東急リバブル

 東急リバブル(株)は、同社売り主の中古マンションを対象に、専有部分について躯体・開口部・設備の検査を行なう「マンション専有部分検査」を開始した。

 主力の売買仲介事業では、各種サービスを提供してきたが、事業拡大を目指すリノベーション事業においても、中古マンションでも顧客が安心して取引できるよう開始したもの。

 専有部分の躯体・開口部・設備(特に躯体のひび割れ・鉄筋露出・配管異常の有無)について独自の検査基準を設け、第三者機関でLIXILグループのジャパンホームシールド(株)による建物検査を実施。検査によって不具合箇所が発見された場合、同社にてリノベーション実施前に修繕を行なう。検査結果は、検査報告書として買い主へ開示するので、安心して中古マンションを購入することができる。

 また、新耐震基準適用物件のうち、同社が必要と判断した物件については、国土交通省大臣指定の住宅瑕疵担保責任保険法人であるLIXILグループの(株)日本住宅保証検査機構の「JIO中古マンション戸単位売買かし保険」に基づく建物検査を実施し、減税等の適用に必要となる保険付保証明書の取得も行なう。

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