不動産ニュース / その他

2015/10/1

全国1,000ヵ所でリフォームの普及イベント実施/住宅リフォーム推進協議会

「協賛団体と会員事業者のリフォーム普及に対する意識を統一し、消費者の皆さまにリフォームによって住生活が向上することへの理解を深めていきたい」と抱負を述べた吉田委員長
「協賛団体と会員事業者のリフォーム普及に対する意識を統一し、消費者の皆さまにリフォームによって住生活が向上することへの理解を深めていきたい」と抱負を述べた吉田委員長

 (一社)住宅リフォーム推進協議会が事務局を務める「リフォームで生活向上プロジェクト」実行委員会(委員長:吉田忠裕氏、同協議会会長)は、住宅リフォーム関連イベント連携プロジェクト「リフォームで生活向上プロジェクト」を1日より全国で始動する。

 同プロジェクトは、全国各地で行なわれるイベントやコンテストなどを、官民が協調し一体感を持って実施することで、住宅リフォームのメリットを消費者により広く周知し、住宅リフォームを推進する社会的なムーブメントを起こすことを目的に行なうもの。昨年度の試行実施を経て本格実施となる今年度は、国土交通省、経済産業省の後援のもと、協賛15団体とその会員事業者が、全国約1,000ヵ所でイベント等を実施。30万人の来場者を見込んでいる。

 併せて、高齢層のリフォームのヒントとなるデータを収集することを目的に実施された「祖父母の家に対する意識調査」結果を発表。「リフォームをした住宅は孫からの好感度がアップする」「祖父母の家で苦手な場所はトイレ」であることが分かったほか、「部屋数が少ない・ジメジメする・古いなどの理由で祖父母の家から足が遠のく」「祖父母が安全に住める家にしたい」といった意見も多くみられた。

 実行委員長の吉田氏は、「昨年度は9の協賛団体だったのが、今年度は15団体に増えた。協賛団体と会員事業者のリフォーム普及に対する意識を統一し、消費者の皆さまにリフォームによって住生活が向上することへの理解を深めていきたい」などと話した。

 イベントの詳細や同調査報告書は、同プロジェクト専用ホームページを参照。

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