不動産ニュース / 調査・統計データ

2015/11/30

中古マンション価格天気図、「改善」を「悪化」が上回る/東京カンテイ調査

 (株)東京カンテイは30日、2015年10月の「中古マンション価格天気図」を発表した。47都道府県のファミリータイプ中古マンション流通事例価格を70平方メートルに換算して集計し、その価格変動を天気マークで表わす。価格が上昇傾向にある場合は「晴」、下落傾向の場合は「雨」と表記している。

 同月の「晴」は10地域(前月:12地域)と減少。「雨」も5地域(同:6地域)、「小雨」は9地域(同:10地域)と減少、「薄日」は11地域と変動なく、「曇」は12地域(同:8地域)と急増した。

 前月「薄日」だった11地域のうち、「晴」に改善したのは埼玉県のみ。5地域は変化なし、5地域が「小雨」に悪化した。

 前月から天候が改善したのは10地域(同:9地域)に増加。横ばいは26地域(同:26地域)、悪化は11地域(同:12地域)に減少したものの、改善地域よりも悪化地域が多い価格下落トレンド。全国的には、三大都市圏では上昇を維持したが、それ以外の地方圏では価格下落傾向が継続している。

 天気図については同社公表資料を参照。

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2024年6月号
「特定空家」にしないため…
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2024/5/5

「月刊不動産流通2024年6月号」発売開始!

月刊不動産流通2024年6月号」の発売を開始しました!

編集部レポート「官民連携で進む 空き家対策Ⅳ 特措法改正でどう変わる」では、2023年12月施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律」を国土交通省担当者が解説。

あわせて、二人三脚で空き家対策に取り組む各地の団体と自治体を取材しました。「滋賀県東近江市」「和歌山県橋本市」「新潟県三条市」「東京都調布市」が登場します!空き家の軒数も異なり、取り組みもさまざま。ぜひ、最新の取り組み事例をご覧ください。